【開催報告『タイポグラフィシリーズ最終・タイポグラフィ入門 』河地知木氏

デザイン、アートなどにとどまらず、幅広い分野の人々の関心を集めている文字の魅力。

大学の芸術学部で長年ご専門のタイポグラフィを教えてこられ、グラフィックデザイナーとして知られる河地知木氏をゲストに迎え、特別な会として開催する入門編

手書き文字のカリグラフィーも含む、贅沢な会となりました。img_7014 img_7025

ご参加者の中には、河地先生の教え子だったという方も

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にているようで違う文字の変遷
河地先生より配布された14ページの資料を追いながらお話が始まります。
 
いただいた資料で確認しながら、変遷してきた文字の歴史。
筆記から、印刷に移ったフォントの由来や工夫など。

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書体の知識、タイポグラフィのことを知るほどに
街のいたる場所で文字が気になります
書体の中から間違いを探して正解を書き出したり、改めて、文字のバランスの大切さを確認する時間。

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次は、持ってきた広告物から、欧文書体を切り抜いて分類していきます

日頃何気なく目にしている印刷物の中で、いかにフォントが効果的に使われてるかなど、タイポグラフィーの大切さを改めて確認する時間です。

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カーペンターペンシルを使って、フォントを書く時間

ガイドラインに沿って手書きで文字を書いていく。河地さんがグループごとにお手本を。

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実際にグラフィックデザインの仕事をなさっている方も多く、プロとしてのお話も

企画者であるカリグラファーの初島さつきさん(スタヂオポンテ主宰)も、タイポグラフィーの重要性を実感する一人。

大学で長く教鞭を取られ、自身もデザイナーとして活躍されている河地さんのこういった講義、要望が多ければ、また開催をしたいということでした。