カテゴリー: クリーニングデイ

2017.5/27,28,29 クリーニングデイ福岡vol3 「福岡でつくるアップサイクルマーケット」

クリーニングデイ福岡の第3回目は

“アップサイクル”という言葉をより身近に感じていただく3日間に

今回は、いろんな方のご協力のおかげで、マーケットと、ワークショップ、コーヒーコーナーとコンテンツを増やして開催することができました。

おかげ様で3日間で200名近くの方に来ていただけたことになります。

本当にありがとうございました。「クリーニングデイ福岡」のFacebookやInstagramで随時発信しておりましたが、改めてレポートをまとめました。

今後開催していきたいという方に、ほんの一例ではありますが、クリーニングデイでどんなことができるのか、開催事例として見ていただければと思います。

自分のコミュニティで、団体で、身近な方や共感できる仲間と開催するのがおすすめです。

開催のたびに、参加の方の中からクリーニングデイのオーガナイザーが増えると良いな、と思っています。

今回は、株式会社カリタさんの協賛で開催することができました。

さすがの品揃え。今回は、ドリッパー、ケトル、手動ミルを中心に263点
実際の抽出なども質問いただけるよう、3日間日替わりでコーヒー店の方に出張いただきました。
1日目は千代にある、『タウンスクエアコーヒーロースターズ』の井手さん
2日目は平尾の『マンリーコーヒー』さん http://manly-coffee.c
当日は、スタッフの古川さん※写真左手
エアロプレスやドリップで淹れてくださいました。
最終日の3日目は、六本松の「コーヒーマン」 オーナーロースターの江口さん

器具を手に入れたら、早速淹れていただきたい。ということで、
福岡県内を中心に16ロースターの方に、コーヒー豆をお願いしました。

『筑前津屋崎人形巧房』さんの絵付けコーナー

生産の中で出る少しいびつな土人形たち
店頭には並びませんが、十分可愛いのです

人気のモマ笛
こうして、好きな絵付けを楽しみます。ペイントの魅力もあり、なんとも味があります。お子さんも夢中で絵付け。

クリーニングデイ福岡のために、メインロゴのリデザインや、広告物、オリジナルグッズなどのデザインをして下さった 「株式会社ランダム」の岡村ファミリーも遊びに来てくださいました。http://random-product.com

絵付けに使うペイントは、イギリスの『FALLOW&BALL』
代理店の「Kiful」さんも色選びのアドバイスをしてくださいました。
「Kiful」さんからは、ドイツのREDECKERのB品も提供いただきました。
『FALLOW&BALL』でペイントするとこんな感じ。
(※この人形は、もともとは姫だるま。フィンランド風にペイントしてみました)

「うなぎの寝床」さんの久留米絣のハギレを使ったワークコーナー

手で裂いて、ボンボンを作ります。

絵付けしたり、ハギレでボンボン作ったり。親子、知らない人同士。

テーブルの上を囲んで和やかです

 

最終日は、お酒作りの工程で使用されていた『酒袋』を使ったクッションのワークショップ

刺繍作家の『そのふぃりあうーにか』さんと一緒に、ハギレやパーツ、刺繍を施していきます。


「そつなくつかう」のタイル、壁紙を活用したキット販売コーナー

「つくし学園」さんが、放置自転車で廃棄対象になるものを修理販売している取り組み。
3台だけご紹介しましたが、完売しました。
今回は、清川ロータリープレイスで開催させていただきました。
このビルそのものが、リノベーションによって古い建物を魅力的に活用されているスペースRデザインさんによるもの。
次回の開催場所は、白金にオープン予定の『マヌコーヒー』さんの新店にて。
8月26日(土)、27日(日)、28日(月)の3日間開催いたします。
メインテーマは『紙と布』現在準備中です!
◼︎クリーニングデイジャパン公式HP ◼︎http://cleaningday.jp
開催するときは、↑上記事務局に申請が必要です。
◼︎クリーニングデイ福岡(Cleaningday Fukuoka)◼︎
フィンランド→日本へ活動が広がりつつある、リサイクルカルチャーイベントを、福岡の街でも盛り上げていくための仲間や共催者、参加者のためのプラットフォーム。(絶賛!協力者、共催者募集中です!)
Facebook
https://www.facebook.com/クリーニングデイ福岡Cleaningday-Fukuoka-367701303596362/
Instagram   @cleaningdayfukuoka

11/3開催報告『モノと対話する日:フィンランドのクリーニングデイが日本の暮らしに もたらすもの』

11月3日(木)は文化の日

東京飯田橋にある日本茶カフェ『茜や』の柳本あかねさん
『クリーニングデイジャパン』代表の森下詩子さん
お二人が来福!
K(Click Coffee Works主宰)の古賀由美子と
共同企画として、イベントを開催しましたので、ご報告します。
お二人の活動、お話で登場したサイトのURLなどは、最後にまとめておりますのでチェックしてみてください。
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お着物の方が「茜や」の柳本あかねさん
右の方が「クリーニングデイジャパン」代表であり、「kinologue」主宰。映画の配給をされている・森下詩子さんです。
柳本さんは、グラフィックデザイナー、二級建築士、日本茶インストラクターという、様々な要素の
交わったユニークな方。
森下さんは、長く映画の配給のお仕事に携わり、現在はフリーランス。映画を配給するだけでなく、映画+対話=kinologueという独自の提案を展開される一方、フィンランドのクリーニングデイを日本らしいアップサイクルで展開するプラットフォーム作りに尽力されています。
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メインの会場では、「茜や」のお茶と楽しむ小さな歳時記が開催
出張カフェと、展示販売されている小さな道具がとても可愛らしい空間となっています。
は、東京ーヘルシンキーから巡回、福岡がファイナルです。
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失恋をきっかけに、モノを大量に買った若者が始めた365日の実験。全ての持ち物をガレージに入れ、1日1つのアイテムを取り出しながら、自分とモノとの距離感、本当に必要なモノについて考えていく、という実話を元にしたお話
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映画の後は、茜やさんの「氷出し玉露」すすって飲んだ後は、ポン酢で茶葉をいただくという趣向。
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まずは、映画がきっかけで、実際に柳本さんの生活が大きく変わったというお話から。
お二人暮らしの自宅を1ルームに引っ越し。
2つあった店の一つをたたみ、クリーニングデイを開催。
調度や道具もアップサイクルマーケットで、本当に大事にしてくださる方に譲ったそう。
「本当に必要なモノ」だけに囲まれた今の小さな暮らしは、とても快適で幸せとか。
予想を超える盛況ぶりとなった「茜や」のお茶と楽しむ小さな歳時記のヘルシンキ開催報告の中では、「国が変わっても、良いモノは良いと認めてもらえる」という価値観のお話をしてくださいました。
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午後は、『クリーニングデイ』のトーク&ワークショップ
お土産のフィンランドコーヒーと、ムーミンクッキーの優しくて美味しいペアリングを楽しみながら。
『クリーニングデイジャパン』代表の森下詩子さんから、クリーニングデイのお話を伺います
立ち上げた経緯、フィンランドでの取り組み、日本との違い、共通点、これからできること。を伺います。
リメイクのファッションブランド、セカンドハンドのお店の多さなどが印象的なほか
ヘルシンキでの市でのアップサイクルの取り組み
ーーー以下、クリーニングデイのFacebookページレポートより抜粋ーーー
U6:Unsixという、ヘルシンキ市管轄の移民や失業者の職業訓練ワークショップ(作業場)ここは一般家庭や企業から廃材が集まるマテリアル・ライブラリーであり、動物園や公共施設から受注して、プロが指導にあたるアップサイクルなデザインラボでもあります。鍵やタイヤから指輪を、ビデオテープからポーチを、マリメッコ提供の白地の布にシルクプリントしてバッグを、自転車は全てパーツに分けて新しい自転車に、と見てるだけで面白いものばかり。北欧の中では移民が少ないフィンランドでも、この先の高齢化社会を見越しての場でもあるとか。たっぷり1時間半、ガイドのTaruさんから色んな話を聞いて、つくづく上手いシステムだなと。企業と自治体の連携など、学ぶべきヒントはたくさんあるはずです。
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お話の後はワークショップ

ご自身が大事にしているものの紹介文を、お互いに交換。
グループごとに、自分の大事にしているものの紹介や、思い入れを話します。
ワークの最後は、今後のクリーニングデイ福岡のアイデアを、グループごとに、発表していただきました。
実現可能なアイデアもたくさん。
ぜひ、周りの方に、この日のお話、クリーニングデイやアップサイクルのお話をしてください。
「私もやりたい!」いう人がいれば、クリーニングデイのサイトを紹介して差し上げてくださいhttp://cleaningday.jp/
来年は、たくさんの知恵で福岡のクリーニングデイを楽しみましょう!
【この日皆さんからいただいたアイデア】
◼︎開催場所
・開催場所そのものが、アップサイクル、伝承を感じられる空間、
自分の持っている物の価値に気づくことができるような場所
◼︎地域とのかかわり
・地域の活性や、地域の価値を発見できるようなイベントに
・学校や、施設、地域を絡める
・大学生を巻き込む
・地域の人材を発掘できる場に
・世代間交流も兼ねた、熟年層の持っている技術を伝える場に
・マルシェなど、生産者の方の価値が認知されているような場所での開催を活用(自然循環や環境意識の高い方へ価値を共有)
◼︎単なるマーケットでなく価値や交流を共有するイベント
・アップサイクルのマーケットだけでなく、思い入れを伝え、コミュニケーションや、出会いのきっかけになるようなイベントに
・販売するだけなく、物々交換会(服、本、おもちゃなど、子供のものも)
・昔の暮らしを体験、日本人がもともと持つアップサイクルを体感
・本当に必要なものと出会うまで、わらしべ長者をする
・販売者のエピソードが添えられ、購入する側に条件を提示してある。
◼︎手を加えてバトンする
・リメイクのファッションショー&販売
・就労支援になるような、職業訓練を兼ねたリペアやリメイクの販売
・企業(建築資材、衣料品、糸、生地…などの素材を保有しているところ)とのコラボでワークショップ
・服のリメイクや、リユースパーツのアクセサリー作り
◼︎アップサイクルを実現する仕組み作り
・断捨離や、片付けのタイミングで手放されるものを必要な人のところへ届ける仕組み
・撤去された放置自転車のリペア品販売。(U6のように、就労支援も兼ねたワークショップで販売につながれば理想的)
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【情報リンク】
・柳本あかねさん 関連
日本茶 茜や/お茶とお酒 茜夜
HP http://www.akane-ya.net
Facebook fb.com/nihoncha.akaneya
・森下詩子さん 関連
クリーニングデイ・ジャパン事務局
HP  http://cleaningday.jp/
Facebook  /cleaningdayjp  twitter: http://@cleaningdayjp
kinologue (映画×対話)
Facebook /kinologe twitter: http://@kinologe

11/3(木)祝『モノと対話する日:フィンランドのクリーニングデイが日本の暮らしに もたらすもの』

▶︎お申し込み開始しました!→http://keitime.com/evententry
東京飯田橋にある日本茶カフェ『茜や』の柳本あかねさん
『クリーニングデイジャパン』代表の森下詩子さん お二人が来福!
11/3折しも文化の日に、
Kと 共同企画でイベントを開催します。
「フィンランド」「クリーニングデイ」「暮らし」「楽しむ」をキーワードに 映画『365日のシンプルライフ』上映&トーク 〜『クリーニングデイ』トーク&ワークショップ を通して、“モノと対話する”一日にしたいと思っています。
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【概要】
①11:00-13:00 
映画とトーク(茜やの氷出し玉露付き)
・映画『365日のシンプルライフ』上映
・「茜や」のお茶と楽しむ小さな歳時記・フィンランド展の開催報告
◼︎参加費:2,000円 (こちらは経費以外を熊本地震の募金へ充てさせていただきます。)
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②14:00-16:00 
トークとワークショップ(フィンランドのコーヒー&お菓子付き)
・フィンランドから日本へ『クリーニングデイってなに?」トークイベント
・『モノと対話する』ワークショップ
◼︎参加費:2,000円 (こちらは経費以外を次回のクリーニングデイ福岡の運営費に充てさせていただきます)
【定員】各回 30名
【参加費割引について】
各回2,000円のところ、①と②両方お申し込みの方は、3,500円でご参加いただけます。
なかなか無い機会となります。ぜひお付き合い下さい。
【場所】 冷泉荘 B棟 1F 多目的スペース+冷泉荘ギャラリー 福岡市博多区上川端町9-35
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【その他詳細】
①11:00-13:00 
◼︎映画とトークについて◼︎
森下さんが「クリーニングデイジャパン」を立ち上げるきっかけともなった映画『365日のシンプルライフ』を上映 福岡の薬院でスタートし、現在は東京で10年目を迎える日本茶カフェ「茜や」の柳本さんとともに、フィンランドのヘルシンキで開催した「小さな暮らしの歳時記」の巡回企画の報告も兼ねたイベントとなります。 フィンランドの暮らし、日本の暮らし、「小さな暮らしを楽しむ」ことを実感できるじかんになりそうです。
※11/2と11/3とも、会場は、「茜や」さんの出張カフェ、展示、物販を楽しめる空間となっていますので、ぜひお楽しみに
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②14:00-16:00 
◼︎トークとワークショップについて
◼︎ フィンランドから生まれた『クリーニンングデイ』というリサイクルカルチャーイベント 『クリーニングデイジャパン』を立ち上げた代表の森下詩子さん。 森下さんから直接お話を伺い、「モノと対話する」「クリーニングデイのアイデアを膨らませてみる」ワークショップを開催します。
生活の中で大事にしている“モノ” 私の街でクリーニングデイをやるならどんなことができるだろう??参加者の方皆さんで楽しむ時間にしたいと思います。次回の開催で実際に実現できるアイデアが出るかも!?
【持参物】
・フィンランドとクリーニングデイへの質問、期待感
・自分が大事にしている無くてはならないモノ(現物でも、写真でも)
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【参考ページ】
日本茶 茜や/お茶とお酒 茜夜 HP http://www.akane-ya.net Facebook fb.com/nihoncha.akaneya
クリーニングデイ・ジャパン事務局
Facebook  /cleaningdayjp
twitter: @cleaningdayjp
KのFacebookページでは、開催まで、会の詳細を随時更新してまいります。 ご不明な点、お問い合わせなどはお気軽に以下までお願いいたします。
K代表 古賀由美子 info@keitime.com 09011937106